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2011-07-07投稿分の感想 http://d.hatena.ne.jp/kouya_doufu_kozou/20110707

「私の名を呼んだ。」南佐 青洲

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011752.html 豆腐: 「暴力的な赤」が唐突すぎる上に、真相を想像させる伏線にも欠け、作者の頭の中でのみ話が進行しているように思う。

「家族旅行」富安健夫

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011751.html 豆腐: 地雷原に迷い込んだ子どもが危ないって話? それは怪談じゃないでしょう。

「鰻」小林

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011750.html 豆腐: 短く、キレがいい。 深く考えてはいけない話を、深く考えさせないテンポと文章が好み。

「軍艦幽霊」まっちやん

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011749.html 豆腐: 怪異のガジェットは面白いが、文章にメリハリとテンポがなく、盛りあがりに欠ける。

「大根」星哲朗

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011748.html 豆腐: 最初から最後まで、わかり易い文章と構成で好感が持てる。 が、地味。

「切り手、絡み手」一双

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011747.html 豆腐: モディリアニとその妻、娘、孫を扱った伝奇もので、怪談としての要素は最後のモディリアニとその妻の幻影だけ。 伝奇を投稿したチャレンジは素晴らしいが、怪談としては普通。さしてレベルの高いもの…

「公衆電話」如月 恵

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011746.html 豆腐: 「そこで何者かが女の子を襲ってきて、女の子は公衆電話に駆け込んだまま息絶えてしまった」は、最後まで読むと説明的すぎる。 もっと得体のしれない何かがいる、不可思議な感じをもった文章であれば…

「きれい好き」野棲あづこ

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011745.html 豆腐: たぶん幽霊かなにかなのだろうけど、そう考えるにたる伏線がなく、「こういう場合ならたぶん幽霊だろうな」という「それっぽい考え方」によりかかりすぎている。

「蜘蛛の糸」野棲あづこ

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011744.html 豆腐: これだけでは、女と蜘蛛の関係がわからない。 束縛が蜘蛛の怪異のかたちをとった、というだけ。

「小石おばば」田中せいや

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011743.html 豆腐: 不思議な雰囲気を持っているのはいいが、行為とその原因らしきものとの間隔があまりにも離れすぎている印象で、最後まで読んでも意味がつかめなかった。

「親しい彼女」野棲あづこ

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011742.html 豆腐: 「もうすぐ死んじゃうかもしれない人って写真に撮ると瞳に光が入らないで真っ黒に写る」という怪異が実証されるだけの話。 加工とか修正とかは、誰が、いつ、したんだろう。

「午前3時25分」如月 恵

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011741.html 豆腐: 最後、「〜かもしれない」が連呼されるので、そんなに「怪談らしさ」に自信がないのかと邪推してしまう。

「書割」菊芋

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011739.html 豆腐: 因果譚だが、理由を匂わせるものもなく、書割を中心にしたファンタジーのように読める。

「念仏が終わるまで」松村佳直

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011738.html 豆腐: 妄執なのか罪悪感なのか、怪異なのか判断がつかないところは好みの分かれるところだと思う。

「物を無駄にするな」黒咲典

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011736.html 豆腐: 変質的で猟奇な話であり、怪談とは思われない。

「夏の夜と浴衣の彼女」吉野蕨

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011735.html 豆腐: 「生存調査」は「現況把握調査」とかの方が、そのスタッフらしい言い方になるのではと思った。 そして、長ければいいというものではないが、短ければいいというものでもない。

「ミタラシヌ」符儀志菜々

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011734.html 豆腐: 「この神社で霊を見たら、憑りつかれて呪い殺される」なら、誰の、どんな霊でもいいということになり、特殊なのは霊ではなくこの神社にある呪いだということになる。 であれば、この神社と呪いにクロ…

「家族」イチトヲ

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011734.html 豆腐: 幽霊が擬似家族を語る、というのは面白い。でも怖くない。

「停電の夜に」松村佳直

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011733.html 豆腐: あざとい! 前後の「闇」で文章をしめるのはいいが、それにしてもあざとい。 内容は普通。

「だれか、いる」内田由伊

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011732.html 豆腐: 黒い箱とカップラーメンの謎、そこに「誰か住んでいる」と感じる語り手の精神構造はギャグのように思える。

「死亡事故発生現場」海野久実

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011730.html 豆腐: 立て札が次々と現れ、それが過剰になっていく様は面白いが、怖さを盛り上げる手法が今ひとつ。

「首地蔵」北詰 渚

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011729.html 豆腐: 首から上がなくて、どこがしゃべっているの? ビニール袋の震えが声になる、とかならいいのに。

「凶」北詰 渚

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011728.html 豆腐: おみくじに書いてあることが実現し、殺されるというだけの話。面白くもなし、怖くもなし。

「安眠」星哲朗

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011727.html 豆腐: えっ、それだけ? 死の瞬間の気持ちを描いてそれが怪談だと言えるの?

「距離」イチトヲ

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011723.html 豆腐: 距離を説明する文章がわかりにくく、なにが起こっているのかも不明。

「中古本」水池亘

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011722.html 豆腐: 中古本が人を殺す由来がわからず、匂わせもない。のれない。

「最後に会った友人」黒崎典

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011721.html 豆腐: 平易な文章で、特に盛り上げもないのかと思ったら最後で落とす。 スタンダードだが全体の雰囲気が楽しい。

「金縛り?」百句鳥

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011720.html 豆腐: 金縛りかと思ったら動きまわる子供の霊だった、というだけ。 Aの怪異と思わせておいて実はB、というのはよくある手ですが、この作品の場合はそのどちらもがありきたりであり、しかも長らくAと思わ…

「黒い脱脂綿」在神 英資

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011719.html 豆腐: 「個人情報保護法」が、気の利いた一言のつもりなのかもしれないが、下手なシャレにしか思えなかった。