「公衆電話」如月 恵

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011746.html

 豆腐: 
「そこで何者かが女の子を襲ってきて、女の子は公衆電話に駆け込んだまま息絶えてしまった」は、最後まで読むと説明的すぎる。
 もっと得体のしれない何かがいる、不可思議な感じをもった文章であれば、効果は上がったと思う。たとえ、原因が荒唐無稽な何かだったとしても。

「きれい好き」野棲あづこ

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011745.html

 豆腐:  
 たぶん幽霊かなにかなのだろうけど、そう考えるにたる伏線がなく、「こういう場合ならたぶん幽霊だろうな」という「それっぽい考え方」によりかかりすぎている。

「小石おばば」田中せいや

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011743.html

 豆腐: 
 不思議な雰囲気を持っているのはいいが、行為とその原因らしきものとの間隔があまりにも離れすぎている印象で、最後まで読んでも意味がつかめなかった。

「親しい彼女」野棲あづこ

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011742.html

 豆腐:  
「もうすぐ死んじゃうかもしれない人って写真に撮ると瞳に光が入らないで真っ黒に写る」という怪異が実証されるだけの話。
 加工とか修正とかは、誰が、いつ、したんだろう。

「午前3時25分」如月 恵

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011741.html

 豆腐:  
 最後、「〜かもしれない」が連呼されるので、そんなに「怪談らしさ」に自信がないのかと邪推してしまう。