2011-07-01から1日間の記事一覧

「子供部屋」入江克季

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011667.html 豆腐: 無駄が多すぎる。 「子供」がママ友の死んだ子と別人であることを出現と同時に明かし、辞去後の述懐めかした解説を省いたほうが、もっと効果が上がると思う。

「木陰の少女」入江克季

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011666.html 豆腐: ありきたりな怪異を背景に「誰かの理想が形になったような」キャラクターが都合よく活躍するだけの話。

「授かる」間遠南

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011665.html 豆腐: 「幼気さ」? 父の語りの文体も、途中から会話風ではなく地の文になっているのもおかしい。 最後の二文も独りよがりで意味がわからない。

「何かおかしい」ヒノ

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011664.html 豆腐: そうですか! 両腕のない通行人と、額を撃たれた警官は殺されていると思うのだが、現世はそんなに物騒なのだろうか。 自身の死に気づかない死者というネタも特に新味はない。

「裁判傍聴」坂巻京悟

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011663.html 豆腐: これだけでは被告人の嘘か妄想としか思われず、怪異かもしれないと思っているのは語り手のみ。 くだくだと裁判所の景色を描写しても特に効果はないと思うので、その分を他のことに使ったほうがいい。

「ビストロシリカ」深田 享/

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011660.html 豆腐: 「話を引き取った」、「彼女は主人の会社の〜」など、言葉づかいに妙なところがある。 また、店にたどり着けないのに、探偵がなぜ語り手を訪れたのかが不明。 こういうところにひっかかると、特別料…

「同じ鏡は見られない」古屋賢一

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011659.html 豆腐: 「でも、やっぱり、フューチャーイメージのチャンネルがリンクしてなかったのは〜」で、それまでの印象ががらりと変わる展開はよかったが、最後で以前の投稿作に関して反省をし始めるくだりは完全に…

「そば殻の枕」古賀みくる

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011658.html 豆腐: それなりによくできているが、よくある話でインパクトが弱い。

「倦怠期」内藤 了/

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011657.html 豆腐: 暗闇での情事に夫の不貞を妄想する展開は、呪いの一部なのだろうか。 いさかいと情事のギャップにはまっていく課程をもっと描けばよかったのに、展開が類型的で性急にすぎる。

「墓石へ」たかき統一/

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011656.html 豆腐: 冒頭の文章からは、風水を行うのは初めてのような印象を受けたが。 そして、亡霊は墓石とともに語り手の背後をついてまわっているのだろうか。

「私はそれほどこわい嫁じゃありませんよね?」守 界

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011655.html 豆腐: はあ。 咳がとまらない人間に歯ぎしりしている暇がありますか? 咳から肺癌を想像するのに、伝染性の病気だと考えるでしょうか? 怪異と異常心理の組み合わせ、特に怪異に勝る異常心理を描くのは今年…

「背中が…。」甲斐子太郎

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011654.html 豆腐: 作者がどんな人かは知りませんが、チャレンジすることはいいことだと思う。まずは、色んな小説を読むことから始めると方がいい。