作品名:な行

「念仏が終わるまで」松村佳直

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011738.html 豆腐: 妄執なのか罪悪感なのか、怪異なのか判断がつかないところは好みの分かれるところだと思う。

「夏の夜と浴衣の彼女」吉野蕨

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011735.html 豆腐: 「生存調査」は「現況把握調査」とかの方が、そのスタッフらしい言い方になるのではと思った。 そして、長ければいいというものではないが、短ければいいというものでもない。

「2度めの握手」師匠

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011691.html 豆腐: 途中で、冒頭の一文は間違いなのかと思ったが、そうではなくてびっくりした。

「似顔絵」雷都(「雷都」似顔絵)

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011689.html 豆腐: はあ。 漠然としすぎていて、どこで怖がればいいのか、不思議を感じればいいのかわかりませんでした。

「何かおかしい」ヒノ

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011664.html 豆腐: そうですか! 両腕のない通行人と、額を撃たれた警官は殺されていると思うのだが、現世はそんなに物騒なのだろうか。 自身の死に気づかない死者というネタも特に新味はない。

「猫殺し」安倍一作

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011601.html 豆腐: 異常心理もので、怪談ではない。

「懐かしい家」地獄熊マイケル

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011571.html 豆腐: ギミックは面白いが、「違和感→(偽の)回顧→気づいてびっくり」としたいところが、同じ言葉が連呼されるために「違和感→違和感→回顧→気づいて」と読めてしまい、冗長に感じてしまった。

「にきび」込宮宴

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011567.html 豆腐: ラストの猟奇な展開は、もうちょっとうまく書いた方がいいと思う。出だしから詰問されているとか。でないとただつけたしみたいなイメージでしかない。

「人形」深田 亨

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011566.html 豆腐 人形の怖さ、不気味さに焦点を当てたいのだと思うが、そこで終わっては焦点が当たっただけで、余韻がなくてつらい。 「結果、業績が上向いたが……」みたいなオチの方がいいかもと思う。

「若返りの壺」ナルセキラ

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011565.html 豆腐: 最後に紹介される「若返りの壺」の正体がなんだかなあ。あの説明だけでは「心が若返りの薬になる」ルールがよくわからないし、いっそ説明しない方がそれらしい雰囲気が出たかもしれない。 ところで、…

「ならわし」田中せいや

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011542.html 豆腐: 面白いけど、書いてる人も読んでる(略)。 最後に、語り手が妻の風習を怖がるなどすると、読者からも両者が怖く映るんじゃないかと思ったり。 この「書いてる人も読んでる人も〜」は、ちょっと牽強…

「匂い」ququ

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011503.html 豆腐: 溶樹=榕樹=ガジュマル(=絞め殺しの木)? それ以外に怪談っぽいものがないし、それだけでは怪談っぽいともなんとも言えないのでどうしようもない。

「ないものねだり」田麿香

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011494.html 豆腐: はあ。 霊の造形も特別突出したところはないし、「除霊」などと言い切ってしまうのが興ざめです。 なにより胸糞悪い語り手が嫌いです。

「猫」まつぐ

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011480.html 豆腐: 正体の判るような判らないような、事態を理解できるような出来ないような。、そのあわいの雰囲気が素晴らしい。 ゴアシーンがあるのもいい。

「虹を歩こう」たかき統一

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011466.html 豆腐: 夢と挫折の話だとして、ディティールに整合性がみられない。

「猫又」いわん

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011432.html 豆腐: ラストシーンから書き始めたほうがよかったのでは。 これを読まれた加門七海先生の表情を想像するだに怖ろしい。

「熱演」日原雄一

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011426.html 豆腐: 時系列のままに語ることは、必ずしもいいことではない。 緩やかに初めて最後に大きな効果を出したいのかもしれないが、予兆を振りまくことも効果を上げる方法の一つだろう。

「猫のいる情景」峯岸可弥

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011422.html 豆腐: ところどころ気に食わない表現はあるものの、いい。 題名を「たまや」としてもいいと思う。