作品名:や行

「欲望の欠片」野棘かな

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011690.html 豆腐: 語り手はかつて同じ場所で上級生=人魚に会っているのか。 だとしても、上級生と伯父の関係が不鮮明で、語り手の気持ちが伝わってこない。

「指」雷都

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011688.html 豆腐: はあ。 バイト先がアダルトショップである必然性が特になく、 「落し物=指がない→といいつつある→元々の数が多かった」 というのは、ジョークにはなっても怪異も恐怖も感じませんでした。

「夜警」江口久路

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011650.html 豆腐: 巨大な建物を表現するのに「軍艦」を使うか? 最後の「と言った」は、前の分の「と言った」と被ってしまう。 老婆の出現も特に必然性がない。

「予測変換」和泉あかね

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011647.html 豆腐: 怪異なのか変質的な異常心理なのか掴みどころがない。そもそも最後の二センテンスにしかそれらしい描写がない。

「予知夢」紋都 きあら

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011552.html 豆腐: 面白そうな話だけど、文章と構成に難がある。 特に時系列と「誰が今しゃべっているのか」が分かりづらい。

「嫁入り葬列」助六座

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011499.html 豆腐: ヒロインが「出来事」に対してどう考えていたのかがもっと明確だとよかったかな。 なんとなく「神様」の実在を感じていた、とか。

「柳の枝が地面につくと」炭酸水

豆腐: 正体の不明な嫌な雰囲気を漂わせたい意志が見え隠れ。

「夜の公園」西村風池

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011379.html 豆腐: 夜の公園のイメージがいい。 客観描写が続く中の「見てはいけないものを見てしまったようで」が邪魔。