2011-07-04から1日間の記事一覧

「逃走譚」三和

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011709.html 豆腐: シチュエーションは面白いが、ディテールが漠然としていて話に入り込めない。

「滝津瀬の人魚」三和

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011708.html 豆腐: 人魚の実在を深めていくのかと思ったら、そっちは置き去りだったのでびっくりした。

「悪寒」求春

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011707.html 豆腐: 何回か前のこの賞で、「部屋に出没するゲジゲジが怖い」というだけの話が数件の投稿されたことを思い出しました。あのシンクロニシティは怖かったです。

「夢遊する鯉」三和

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011706.html 豆腐: 静かに耽美な雰囲気。これはこれでいい。

「ループ」和泉あかね

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011704.html 豆腐: 個人的には、すごく好きな話に似ていて、途中でオチが読めてしまったが、よくまとまっている。

「はじまりの場所」沙木とも子

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011703.html 豆腐: 父はその場所でマタギを捨て、舞踏家として贖罪の舞を舞っていたということか。土饅頭は超自然の力に導かれてそこに集まったのか、父が埋めていったのか。アイディアはいいだけに不透明な部分が残っ…

「僕たち」kanhan

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011702.html 豆腐: いじめられっこは、その復讐をこの世の法則では成し遂げられない、という展開はありきたり。怪異や、それを生む怨念の描写を増やしてみるなどすれば独創性が出るかも。

「霧笛」時来野

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011701.html 豆腐: 父子をつなぐ怪異は、先立つ子の時を越える罪悪感なのか。 「あの子はわかっていたのだろう」以降の文章に、状況を伝える文章の組立と言葉づかいに整理が必要と感じたが、同時に自分を甘やかす語り手…

「火車」時来野

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011700.html 豆腐: 雨雲の位置をPCで確認する、という展開に、今は遠くなってしまった怪異を日常に呼び寄せようとする苦労を感じるが、同時に「わざわざそんなことするか?」というわざとらしさも感じてしまう。

「稲荷争い」時来野

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011699.html 豆腐: 稲荷が最後になってしか出てこず、唐突で乱暴。負けたものだけでなく勝った方も描くなり、勝敗の先触れなどを追加するといいと思う。

「大岩課長」不治売

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011698.html 豆腐: 「小さいおっさん」とてのひらサイズの課長を結びつけて怪談と言い切るのは乱暴というか強引というか。

「ガングロマッチョに憧れて」水樹

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011697.html 豆腐: 「息子が娘になる」のは尻子玉とは関係がないのか。「不思議と泣」く理由が描写されないこともあり、特に怖かったり面白かったりといった感想は持てなかった。