2011-06-11から1日間の記事一覧

「誰も愛せない子の話」恨み屋『K』

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011493.html 豆腐: 独善的な男の話がメインに出すぎて、怪談としてのバランスが悪い。 一般に怖いと思うであろう死後のルールも、さらっとかわす語り手の超然とした態度に、嫌味は感じても恐怖は感じませんでした。 唐…

「お花畑」田中せいや

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011492.html 豆腐: 雰囲気もいいし、シンプルなのもいい。 でもどちらかというと「怪異」ではなく「幻想」の範疇に入ってしまうだろうことが惜しい。 賞のコンセプトが違えばよかったのに。

「白い花の不思議」恨み屋『K』

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011491.html 豆腐: シンプルなネタなので、途中でオチが読めてしまう。 もっとコンパクトにまとめてスピーディに落としてもいいと思う。

「骨細工」早乙女まぶた

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011490.html 豆腐: お母さんは何を作っていたのか、というか、なにをどうして「人形」を作ったのか。 例えば、お母さんが陶芸家だとか、デザイナーだとか、そういう情報があればもっと解りやすく朦朧として、よかったの…

「魔一文字」坂巻京悟

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011489.html 豆腐: 昨今はやりのうざったいライトノベルみたいな文章が受けつけなかったけど、アイディアとしては面白い。 スレで批判の多かった文章ですが、そのまま残しておきます。 オリジナル妖怪「魔一文字」の紹…

「ギミック」谷一生

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011488.html 豆腐: 最初の「(ここまでは実話)」ではびっくりしたが、二度目で狙いが伝わったのでほっとした。 「金策」だけではロープの存在感が薄いのが残念。

「考えるネズミは悪いネズミ」蜂葉一

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011487.html 豆腐: SFだったりファンタジーだったりの賞であれば面白いと思うが、怪談要素が薄いので、なんとも惜しいかぎり。

「ひまわり」純太郎

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011486.html 豆腐: 前半部と後半部で、それぞれ現在系を使ってしまって、語り手の「今」が判りにくくなっているのが惜しい。 また、「おぞましいイメージ」程度が超自然的な事実に直結しているのが短絡的すぎるのも惜し…

「おねえさん」純太郎

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011485.html 豆腐: グロテスクとエロスのバランスがいい。 個人的には、香水は甘い匂いはしないと思うので、肉体のニオイみたいなのにすればよかったと思う。

「黒松の盆栽」丸山政也

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011484.html 豆腐: 細かい言葉づかいがひっかかるが、不気味な符号が超自然の干渉を思わせるバランスがいい。

「虫の交尾」猫張斗

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011483.html 豆腐: なんで「バーガー臭い息」なんだろ。 虫の霊? 虫の復讐として、アメリカ都市伝説風怪奇譚にしたほうがよかったんじゃないかと思う。

「タクシーのこと」古雅みくる

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011482.html 豆腐: 「──私がいた」の部分が、写真の中のものなのか、それともなんらかの像としてのものなのか、はっきりできれば□三つだったかも。 それくらい、いい。

「例えば、その手は何のためにある?」時貞 八雲

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011481.html 豆腐: 外在する怪異でないと解釈できてしまうと、ただのファンタジーになってしまう点が惜しい。

「猫」まつぐ

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011480.html 豆腐: 正体の判るような判らないような、事態を理解できるような出来ないような。、そのあわいの雰囲気が素晴らしい。 ゴアシーンがあるのもいい。