作者名:や行

「夏の夜と浴衣の彼女」吉野蕨

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011735.html 豆腐: 「生存調査」は「現況把握調査」とかの方が、そのスタッフらしい言い方になるのではと思った。 そして、長ければいいというものではないが、短ければいいというものでもない。

「消えた指」よしお てつ

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011686.html 豆腐: 事後から語り始め、怪異を想像させながら二段目のオチにたどり着くまで、丁寧に書かれていて好感が持てる。

「備忘録」屋敷あずさ

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011611.html 豆腐: 冒頭のセンテンスがなんなのか、明け方の夢は初七日の終わりなのか、意味のつながらないところが多い。伯父と伯母は別居していたのかとか。 体験した事実を書くにしても、怖がらせるとか不思議な気持…

「シンデレラ」屋敷あずさ

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011610.html 豆腐: かぼちゃが出てきてしまうので、本当にそのまんまシンデレラの話を怪談風にしただけ。

「 裏階段」宵野蛍

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011593.html 豆腐: 怪異の描写は、スタンダードだが個人的には効果が高いと思う。 ただ、飲み屋と神社と会社の位置関係がはっきりしないため、なぜそこを通れば近道になるのかわからず、階段を登らせたい意図を強く感じ…

「狐の顔」矢内 りんご

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011568.html 豆腐: 「ほんの成り行き」が実際どうだったのか、書かないならその説明はいらないと思う。 「携帯バッテリが切れた」もちょっと変だし、「石仏」のエピソードも「お力」のイメージを散らせるだけであまり効…

「家の中の墓」矢内りんご

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011540.html 豆腐: 理由は不明だけど、「半分」の意味を考えるとじわじわくる。 こういうのを待っていました。

「喪服の女」矢内りんご

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011534.html 豆腐: ありきたりな話かと思うけど、最後の一文でぞっとさせられる文章力が素晴らしい。 語の選択や配置、文体がいいんじゃないかな。

「聖痕」夢野 竹輪

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011531.html 豆腐: 「あの人」とラーメン屋のギャップを狙ったのかもしれないが、それほど効果を感じなかったのは、二つの結びつきに意外性以外の要素を見いだせなかったからか。 意外性の中にも必然性が欲しい。

「馬頭観音前」夢野 竹輪

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011478.html 豆腐: オチは好き。 でも、そこに到るまでの流れで言葉づかいにひっかかりまくりで、すんなりオチまで辿りつけないので、びっくり感が薄れるのが残念。

「天国からの電話」夜雲

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011477.html 豆腐: はあ。 親は子どもを守ったり育てたり慈しんだりするもので、「支える」ものではないと思います。 そして、「天国から電話」というのはお涙頂戴心ほっこりファンタジーにはなっても怪談にはならない…

「客」夢野 竹輪

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011471.html 豆腐: 一行目で、一人称の文章かと思ったら「店主」が主役でびっくりした。 流れは面白い。

「くるくる回る」湯菜岸時也

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011388.html 豆腐: はあ。 文章がごちゃごちゃしてて、一読では事態が把握しづらいです。 ヤクザが背中の皮を剥がされて、それがなぜだか廃屋を舞っているの? それとも手入れの度にくるくる回るヤクザがいるってこと?…

「井戸」湯菜岸時也

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011378.html 豆腐: これも言葉遣いが安定しない聞き語り実話系。イメージが多く散漫な印象。

「偵察」湯菜岸時也

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011376.html 豆腐: 文章がところどころひっかかるのは、聞き語り実話系としては難点か。