豆腐: 

「欲望の欠片」野棘かな

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011690.html 豆腐: 語り手はかつて同じ場所で上級生=人魚に会っているのか。 だとしても、上級生と伯父の関係が不鮮明で、語り手の気持ちが伝わってこない。

「似顔絵」雷都(「雷都」似顔絵)

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011689.html 豆腐: はあ。 漠然としすぎていて、どこで怖がればいいのか、不思議を感じればいいのかわかりませんでした。

「指」雷都

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011688.html 豆腐: はあ。 バイト先がアダルトショップである必然性が特になく、 「落し物=指がない→といいつつある→元々の数が多かった」 というのは、ジョークにはなっても怪異も恐怖も感じませんでした。

「卒業」雷都

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011687.html 豆腐: 細かいところで幽霊の存在を示そうとする手法はいいが、それだけといえばそれだけの話で、卒業の時期が舞台の意味が特に読みとれない。

「もらうなら」鈴木舞

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011684.html 豆腐: はあ。 目玉とピンポン玉を替えることを告白することが怪談になるでしょうか?

「妻の指」花崎狂華

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011682.html 豆腐: 文章にところどころ重複がある。 オチも強引な感じを受けた。

「白い家」南佐 青州

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011680.html 豆腐: 自分の頭の中のイメージを、うまく他人に伝える言葉に変換できていない印象。 「なんだかよくわからない雰囲気」は好みだが、これは「なんだかよくわからない文章」。

「初体験」込宮宴

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011674.html 豆腐: 金縛り初体験の話、というだけだった。

「空襲を受け」甲斐子太郎/

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011672.html 豆腐: 書き手が思ったことが、読み手にも伝わらなければ意味がない。 一読み手として、これはただの思いこみだとしか思わなかった。

「子供部屋」入江克季

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011667.html 豆腐: 無駄が多すぎる。 「子供」がママ友の死んだ子と別人であることを出現と同時に明かし、辞去後の述懐めかした解説を省いたほうが、もっと効果が上がると思う。

「木陰の少女」入江克季

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011666.html 豆腐: ありきたりな怪異を背景に「誰かの理想が形になったような」キャラクターが都合よく活躍するだけの話。

「授かる」間遠南

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011665.html 豆腐: 「幼気さ」? 父の語りの文体も、途中から会話風ではなく地の文になっているのもおかしい。 最後の二文も独りよがりで意味がわからない。

「何かおかしい」ヒノ

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011664.html 豆腐: そうですか! 両腕のない通行人と、額を撃たれた警官は殺されていると思うのだが、現世はそんなに物騒なのだろうか。 自身の死に気づかない死者というネタも特に新味はない。

「裁判傍聴」坂巻京悟

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011663.html 豆腐: これだけでは被告人の嘘か妄想としか思われず、怪異かもしれないと思っているのは語り手のみ。 くだくだと裁判所の景色を描写しても特に効果はないと思うので、その分を他のことに使ったほうがいい。

「ビストロシリカ」深田 享/

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011660.html 豆腐: 「話を引き取った」、「彼女は主人の会社の〜」など、言葉づかいに妙なところがある。 また、店にたどり着けないのに、探偵がなぜ語り手を訪れたのかが不明。 こういうところにひっかかると、特別料…

「同じ鏡は見られない」古屋賢一

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011659.html 豆腐: 「でも、やっぱり、フューチャーイメージのチャンネルがリンクしてなかったのは〜」で、それまでの印象ががらりと変わる展開はよかったが、最後で以前の投稿作に関して反省をし始めるくだりは完全に…

「墓石へ」たかき統一/

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011656.html 豆腐: 冒頭の文章からは、風水を行うのは初めてのような印象を受けたが。 そして、亡霊は墓石とともに語り手の背後をついてまわっているのだろうか。

「私はそれほどこわい嫁じゃありませんよね?」守 界

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011655.html 豆腐: はあ。 咳がとまらない人間に歯ぎしりしている暇がありますか? 咳から肺癌を想像するのに、伝染性の病気だと考えるでしょうか? 怪異と異常心理の組み合わせ、特に怪異に勝る異常心理を描くのは今年…

「背中が…。」甲斐子太郎

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011654.html 豆腐: 作者がどんな人かは知りませんが、チャレンジすることはいいことだと思う。まずは、色んな小説を読むことから始めると方がいい。

「夫婦喧嘩」ブル

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011652.html 豆腐: 「お父さん」と「とうさん」、二種類の呼び方があったり、最後だけ敬体になるのは統一した方がいい。 オチも読みやすく、最後で痴呆症をネタにブラフをかけ続ける意味がわからない。

「夜警」江口久路

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011650.html 豆腐: 巨大な建物を表現するのに「軍艦」を使うか? 最後の「と言った」は、前の分の「と言った」と被ってしまう。 老婆の出現も特に必然性がない。

「十七時の怪談」百句鳥

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011648.html 豆腐: 文章のつなぎに難があるのと、大仰な言葉づかいをしてしまう点で、スムーズに文章に入り込めない。 螺旋階段なら螺旋階段と一言言えばいいのでは?

「予測変換」和泉あかね

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011647.html 豆腐: 怪異なのか変質的な異常心理なのか掴みどころがない。そもそも最後の二センテンスにしかそれらしい描写がない。

「覇婆寺白熱怪談」迷跡

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011642.html 豆腐: 「一見重厚だけど結構軽い」人間が「一生懸命になって」凝った怪談を用意するか? 理屈好きの幽霊は面白いが、哲学ネタを抜くとただとり憑かれただけの話になってしまう。

「兄妹」あずき

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011633.html 豆腐: ロバート氏はなんで有名だったの? どうせならその理由と語り手の殺意を組み合わせるなどすればよかったのに。

「添い遂げる」きりゑ薫

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011632.html 豆腐: 妻から好かれていたのか嫌われていたのか、妻を好いていたのかそうでもなかったのか、そういうことを書かなければただ怪異があるだけ。

「「死ぬな」」きりゑ薫

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011630.html 豆腐: 途中でギミックがバレるので、もっと短くていい。

「不死鮒」音城弦二朗

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011628.html 豆腐: 腹を割いても「鮒は完全な死に至って」いないと言っているのに、あとで「体を割かれた時点で絶命して」いると言っている。 特に大して新味のある内容ではないので、文章の荒が目立ってしまう。

「黒い蟲」トラネコトラ

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011627.html 豆腐: 「胎」は「はら」、「趾」は「あしゆび」と読ませたいのなら、せめてかっこ書きでルビを用意してはどうか。 というか、鳥の子宮ってどうなってるの?

「16歳の悪夢」タダスケ

http://blog.bk1.jp/kaidan/archives/011626.html 豆腐: はいはい。 怪異に至る情報の提示の仕方にムードがなく、無駄がないといえば聞こえはいいですが、早い段階でギミックがわかってしまいます。 さらに、追い詰められて反撃した結果、化け物を倒してし…